子どもの誕生を祝うとき「お宮参り」って何?

こんにちは、フォトスタジオANGEです。

お宮参りとは、赤ちゃんが主役の一大イベントです。無事に生まれたことを氏神様へ報告することと、これからの健やかな成長を祈願する意味をもったライフイベントのひとつ。新米ママパパや、家族にとっての新しい道の第一歩。
お宮参りのタイミング、また赤ちゃんやパパママの服装やマナー、準備することなどご紹介します。


赤ちゃんが無事に生まれたことを報告する日本の伝統的な儀式

お宮参りは、初宮参り・初宮詣・宮参りともよばれています。赤ちゃんが生まれた生後一ヶ月頃の赤ちゃんやママの体調の良い日に神社へお参りをします。氏神様に赤ちゃんが無事に生まれたことの報告と、今後の健やかな成長を祈願する大切な行事です。
「せっかくなら有名な神社で…」と遠出をされる方もいらっしゃいますが、本来お宮参りは生まれた土地の守り神様(氏神様、産土神様)へのご挨拶が目的。
赤ちゃんが生まれた土地、またはこれから育っていくお家から一番近くの神社へ、報告も兼ねて足を運びましょう。


お宮参りは男の子は生後31日目、女の子が32日目

お宮参りをは、地域によって数日前後することもあります。最近は生後7日目に行う「お七夜(おしちや)」や、生後100日目に行う「百日祝い」や「お食い初め」と一緒に行うご家庭も増えてきています。


赤ちゃんとママの体調を優先したお宮参りを

産まれたばかりの赤ちゃんは、室内外の気温差への対応が難しいだけでなく、少しの風や光でも赤ちゃんの肌には刺激となります。また、ママも産後6〜8週目までは産褥期(さんじょくき)と呼ばれる体力の回復&温存の時期。
体調も安定していない時期でもあるので、慣習の優先にこだわらずに、赤ちゃんやママの体調をみて時期を相談しましょう。


お参りは赤ちゃんに華やかな祝い着を着せて。

お宮参りは、伝統的で華やかな祝い着をまとった赤ちゃんに合わせて、ママやパパも晴れの日にふさわしい服装で迎えたいところ。

男の子なら、白羽二重の内着、鷹や兜が描かれた熨斗目(のしめ)模様。女の子なら、花や鞠などが描かれた友禅模様の「掛け着」をかけた和のスタイルが人気。

ただし、夏のお参りではできるだけ軽装にし、ご祈祷や写真撮影の時だけ掛け着をかけるなど熱がこもらないようにケアをしてあげましょう。そのほかの祝い着として「ベビードレス」と「ケープ」の洋装スタイルも人気です。

フォトスタジオANGEでは「お参り用の掛け着レンタル」を行っています。ぜひお気軽にご相談ください。